今、子供達のまわりは、さまざまな教材やプログラムであふれています。
知育系、アート系、運動系、塾、オンライン教材、探究型の学習プログラム……。
どれも子どものためを思ってつくられた、素晴らしいものだと思います。
けれど、その一方で、「自由に遊ぶ時間」は、どんどん減っています。
そして、ひょっとして、私たち大人も、「何も教えない」「指示しない」ことに、少し不安を感じるようになっていませんか?
しかし、実は、「自由に遊ぶ」ことは、子どもにとって最高の学びの時間なんです。
自分で考え、失敗し、工夫し、友達と交渉していく。
その中でしか育たない感情や思考の筋肉があります。
脳科学の研究では、こうした自由な遊びが脳の発達を最大限に引き出すことが分かっています。
遊びの中で子どもは、計画を立て、予測し、試し、修正しながら、前頭前野を活発に働かせています。
それはまさに「思考する脳」をつくる時間。
遊びは、創造的な発想や問題解決力の基盤を育てているのです。
自由な遊びの中で、子どもたちは自然と問題解決能力や認知的スキルを伸ばしています。
ルールをつくったり壊したりしながら、論理的に考える力。
材料を工夫して何かを作り上げる、創造的な力。
そして失敗から立ち上がるしなやかな心。
これらは、机の上の勉強だけでは身につかない、大切な「生きる力」です。
少子化のいま、私たちは一人ひとりの子どもにより深く関わろうとしています。
それは素晴らしいことです。
けれど、時には「何もしない勇気」を持つことも、子供への最高のギフトになります。
「こうやった方がうまくいくのに~」
「こうやった方が早いのに~」
「ムダじゃない?」
と思う瞬間こそ、少し待ってみる。
子どもを信じて、任せてみる。
その信頼のまなざしの中で、
子どもたちは「考える力」「工夫する力」「やり抜く力」、
そして自分の脳を使って生きる力を、主体的に育てていきます。
今日、子どもを「信じて待つ」時間を、ほんの少しだけ増やしてみませんか。
きっと子供の脳の中で何か変化が起きるはずです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。