知ってる?運動会3大競技の意外なルーツ

こんにちは。
JEARAの松原です。

当たり前の中に隠されている驚きを探してみようとリサーチしてみました。

 玉入れ、綱引き、リレー…どれもおなじみの競技ですが、そのルーツについて考えたことはありますか?

(諸説あると思いますので、あくまで「へぇ~!」と楽しんでいただけたら幸いです)

それではまず運動会そのものから。

明治政府は、欧米流の教育を急速に導入し、近代的な身体教育を全国の学校で普及させようとしていました。

その一環として、集団遊戯の一つとして誕生したのが「玉入れ」です。

玉入れは、バスケットボールの「高い位置にあるゴールに向かってボールを投げる」形式を、より簡易化・安全化し、子どもでも楽しめるようにアレンジした形とも言われているそうです。

玉入れにバスケットボールの影響があったかもしれないということに驚きですね。
確かに籠の感じも似ていますよね。

お次は、綱引きです。

それらの行事は今なお伝統行事として引き継がれているものが多くあります。

 競技としては奈良時代の貴族の遊びとして始まったようですが、鎌倉室町時代に入り、庶民の遊戯として広まりました。

そして、明治期に西洋式の体育教育が導入された際、この種目も取り入れられ、今に至ります。

そしてそれらのルーツも大変古く、

インドではヒンドゥー教の古代神話の中に綱引きのような描写があり、

ギリシャでは紀元前500年ごろには他のスポーツの体力訓練として行われ、

エジプトに至っては、紀元前2500年ごろに古墳の壁に掘られたものが発見されているそうです。

こんなにも昔から世界各地で行われてきた綱引き、綱を引くという行為は何か人間の本質に関わる行為なのかもしれません。

最後は運動会の花形種目、紅白対抗リレーです。
全学年出場するのもあり、会場全体の声援が盛り上がりますよね。

何だかオリンピックの聖火リレーを彷彿とさせますが、こちらはまた違った由来があるようです。(今回は省きます)

アメリカ開拓時代、広大な東部と西部間を、馬を乗り換えながら郵便物などを運んだそうですが、この「駅馬車」からヒントを得て考えられたそうです。

当たり前に思っている運動会の種目ですが、実は今までの人間の営みや歴史のロマンが詰まっているんですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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