脳の秘書を助ける〈1/3〉


こんにちは。

一社)日本アート教育振興会の塚越です。

最近、こんなふうに感じたことはありませんか?

 

「あれもこれも考えなきゃ…」

「頭の中がぐるぐるして整理がつかない」

「何から手をつけていいかわからなくなる」

  

実はここ数週間、私の中で色んな出来事が重なり、

まさに頭の中はこんな状況でした。

  

やることは山積みなのに、考えれば考えるほどモヤモヤが大きくなっていくような感覚です。

  

  

これ、脳の働きとも少し関係があるそうです。

 

私たちの頭の中には「ワーキングメモリ」という、いわば“脳のメモ帳”のような機能があります。

 

日々入ってくるたくさんの情報を一時的に仮置きして整理する役割を担っているのですが、このメモ帳も容量が限られています。

  

  

個人的にイメージしているのは、毎日届く大量のメールをひとりで処理している秘書さんのようなもの。

  

忙しすぎると、大事な情報を取りこぼしてしまったり、優先順位がわからなくなったりしますよね。

  

  

そんなときに、この秘書さんを助ける方法があるのですが、それは何でしょうか?

   

・・・それは「書くこと」です。

  

  

頭の中に渦巻いている考えや感情を、一度紙に書き出してみる。

たったそれだけで、不思議なくらい考え事や気持ちが整理されることがあります。

   

  

私、以前までは、何かアウトプットしようと思った時、

「まずは頭の中で整理してから、きれいにまとめて書こう」と思っていました。

  

でも実際は逆で、
 「考えてから書く」よりも「書きながら考える」。

  

書き出してみると、思っていたよりもシンプルだったり、

意外な優先順位が見えてきたり、

「実はそんなに悩むことじゃなかったかも」と感じることも少なくありません。

   

  

ここで大事なのは、うまく書こうとしなくても大丈夫ということ。

箇条書きでも、断片的でも、まとまっていなくてもOK。

  

浮かんだ順に、思いついたまま出していく。

  

そうすることで、頭の中には、

スペース、「余白」が生まれます。

  

この余白があるからこそ、次の一歩を考える余裕が生まれたり、

感情に巻き込まれずに冷静になれたりします。

  

  

忙しいときこそ、ぜひ3分だけでも紙とペンを手に取ってみてください。

  

 「今、気になっていること」

 「今日のモヤモヤ」

 どんなテーマでも構いません。

  

思いがけない自分の内側に出会えるかもしれません、

お勧めです♪

  

Ps.

何か書いてみたいけど、何を書けば、、、という方は、

”最近のハイライトは?”
と、歩みを振り返ってみるのはいかがでしょうか!
 

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