苦手は変わる?

こんにちは。
JEARAの松原です。


などなど、日々の中で、子どもの“苦手”が気になる瞬間は、きっとたくさんあると思います。

でもちょっと待ってください。

それは本当に、「その子に向いていないこと」なのでしょうか?

それとも、単に「経験が不十分であること」「これから育てていける力」なのでしょうか?

そのとき、自分の中で何かすっきりとした感覚がありました。

当時の私は人と上手く意思疎通することに苦手意識がありました。そしてそれは自分の特性であり、変わらないものと捉えていました。

でもその恩師の言葉で、自分の“苦手”を「可能性」として捉え直すことができたんです。

それ以来、できないことは、「まだできない」だけで、経験を重ねたり、学ぶことでできるようになる体験を重ねてきました。


そして今、教育に関わる立場として、子どもたちにもその視点を届けたいと強く思っています。



それは多くの場合、「まだ経験が少ない状態」や、「うまくいかなかった記憶」が引き起こす感情です。


そんなふうに決めつけてしまうと、子どもの成長のプロセスの途中で、可能性の芽を摘み取ってしまうかもしれません。

などなど、“プロセス”に目を向けることです。

たとえば、ピアノの発表会でめちゃめちゃな演奏になってしまった子も、
その舞台に「立とうとした勇気」は、目に見えない大きな成長です。

テストで点数が振るわなかったとしても、
「前よりも自分で計画を立てて勉強していた」なら、そこにこそ価値があります。

私たち大人ができることは、
「できないこと」ではなく、「これから育つ芽」に目を向けることです。


そのための最初の一歩は、私たち自身が「変化と成長はいつでも可能だ」と信じることかもしれませんね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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