初めて写真以外のコンペティションに参加しましたが、沢山の気づきがありました。
出展作家さんは兼業で活動されている方もいれば、
作家活動だけで生活されている方も 沢山いました。
どの方も自分の作品をどう出して販売していくか、
ビジネスや自己プロ デュースも含めて色々と試行錯誤しており、
これは写真のコンペティションでは得られなかったであろう知見でした。
また、展覧会に来館されるお客様にも特徴がありました。
作品の購入経験がある方が非常に多かったのです。
写真展は無料で見れる、とは多くの方の共通認識だと思いますが、少なくとも私の経験上、
写真展でプリントを購入したという方にはほとんどあった事がなかったので、
これも大きな驚きです。
写真に携わっていると、どうしても機材メーカーとの契約や
撮影の仕事をどう受けていくようにするか、
そういったことに意識が行きがちです。
写真作品も立派に美術作品となり得ます。
ですので今自分の道筋に悩まれている方は、
一歩足を写真以外の業界にも踏み出してみることをお勧めしたいです。