こんにちは!
日本アート教育振興会の浅野です。
気温が高くなってきましたね。
育てていたサボテンから不思議な物体が生えてきて
何だこれと思っていたら、
みるみるうちにとても大きな花が咲き、
あっと驚いた今日この頃です。
さて、早速ですが、あなたは絵を描くことが好きですか?
考えてみてください。
・・・
いかがでしょうか。
「見るのは好きだけど、描くのは苦手だなぁ」
「下手だから描いたとしても見せたくないなぁ」
こう思ったのではないでしょうか。
(ちなみに私もこちらのタイプです^^;)
そもそも、絵を描くこと自体は
自己表現のための大切なツールですよね。
好きなものを描くもよし。
気にとまったものを描き留めてもよし。
描く道具さえあれば手っ取り早く創造ができる
小さいころは誰しもが取り組んでいたものです。
でもいつしか幼少期のように描こうという気持ちが無くなってしまう・・・。
人に見せたくない、恥ずかしい、と思ってしまう・・・。
どうしてだと思いますか?
絵を描くこと自体は、主体性のある素晴らしい活動です。
でもなぜ、ネガティブなイメージが付いてしまうのでしょう。
・・・
それにはこんな理由があるのではないでしょうか。
・絵が下手だと思われたくない
・何か言われるのが怖い
・成績が悪くて自信がなくなった
・上手いと言われて、期待される
要するに、
<周りの評価>を気にするようになってしまった時です。
当てはまるものはありますか?
このように、
周囲の人を意識するあまりに
やりたいこと、楽しめた事も楽しめなくなってしまう‥‥
これはお絵描きだけでなく、
どの活動でもあるんじゃないかと思うんですよね。
苦手・難しい・不得意だ、だからやらなくなった。
これは、主体性のある活動が失われてしまった状態ともいえます。
でも、これは本人だけの問題ではありません。
私たちは人間である以上、
”周りの人の言葉”が、とても大きくかかわっていきます!
私たちが投げかける言葉すべてが、相手の主体性に影響するんですね。
せっかくのやりたい気持ち・・・
主体的な活動の芽を私たちが摘んでしまうのはもったいないですよね。
じゃあどうすれば主体性のある活動をサポートできるのか、
もうお気づきだと思います、それは
「かける言葉を変える」ということです!!
いつもの言葉を
主体性を育む言葉に変えて伝えると、
相手はそれに強く影響され、前向きになっていきます。
‥じゃあもっとポジティブな言葉を考えて、かけてあげよう^^
と思われるかもしれませんが、
その言葉の選びようで
実は、相手のやりたい気持ちを”奪う”ことに
繋がることも忘れないでください。
例えばですが、私は昔、絵を描いて相手に見せたとき
「私たちにはできないよ、天才かもね」
と言われました。
これは褒め言葉として伝えてくれたと思うのですが、
当時、自分としては、
才能の有無というレッテルが貼られ
「違う世界の人物だ」というように突き放されてしまっているんだと感じたんですね。
褒められているのに、空虚な感じがして
描くことで溝ができてしまう…
あまり描いたものを見られたくないな…と思っていました。
このように、
よかれと思って言った言葉が逆効果になる「落とし穴」もあるんです。
なので、どうかお気を付けください。
じゃあ、どんな言葉をかければいいの?
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得意、不得意、好き、嫌い、苦手
このような自分固有の特性に思えるものを取っ払い、
のびのびと羽を広げてもらうヒントになればと思います^^
今回も最後まで読んでくださり
ありがとうございました。
それでは、また!