こんにちは!
JEARAの松原です。
先日JEARAで開催しました、「Overseasセミナー第1回」で、
ソノマ大学教授のウェンディ・オストロフ博士をお迎えして、
講義をしていただきましたが、
そこで、テクノロジーの進化によって、
子供が動いていても、脳科学的なデータが取れるようになり、
子供の発達についての科学的根拠が爆発的に増加している、
その研究結果を教育現場にもっと生かさなければならない、
といったお話がありました。
「テクノロジーの進化」とは、よく聞く言葉ですが、
その中身は多岐にわたりますね。
ただ、
以前分からなかったことが分かった!
以前はこう考えられていたが、実はこうだった!!
以前はこんなことはできなかったが、できるようになった!!!
というように、昔と今で事態が変わった!という共通点はあるかと思います。
ならば、以前、事実として信じられていたことはデタラメだったのか?というと、
そうではなくて、
それらも、
何らかの根拠や理由に基づいていて、
人々はそれを「正しい」と信じて、
教育制度なり、医療制度なりを作って、
社会を築き上げてきたわけで、
そしてその上に、テクノロジーの進化によって、
事態がもう一歩進んだ、という事だと思うんです。
ここから分かることは、
「事実は変化する」
ということかと思います。
もっと正確に言えば、
「事実と思っている事は変化する可能性が大いにある」
ということです。
事実=普遍、不変
というイメージがどうしてもあるので、
事実が覆されるとやはり驚きますよね。
歴史の教科書の内容が、親の世代と、子供の世代とでは、
内容が変わっている事がある、と聞いたときは、びっくりしましたし。
しかし、「事実」が変化することがある、というのは現実です。
ダイナミックマインド教育とは、
子供の「変化」にフォーカスして、主体的な成長を促すものですが、
もう一つ、
自分の周りの環境や人々も、「変化するもの」として捉える
といった側面もあります。
それによって、より柔軟性を持ち、
しなやかに変化に順応しながら成長していくことができるようになります。
物事への固定化した見方から脱却して、
より柔軟なマインドで生きる。
子供に限らず、大人だって、
そんな視点を持って、子供と接したり、
自分自身の人生に向き合うことができると、
また新しい世界が見えてくるかもしれません。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。