こんにちは。
一社)日本アート教育振興会の三尾(みお)です。
いきなりですが、
あなたは
「観察力」
があるほうですか?
「観察力」というと小学校の時を思い出しますよね。
朝顔の観察や、虫メガネでアリを観察したりしましたよね。
あれのことです。
実は、子どもだけでなく、
大人になっても
「観察すること」ってとても重要なんです。
あなたがお仕事をされているとしたら、業界について注意深く観察する必要がありますよね。
なにか問題が起きたなら、いった何が起きているのか、それは何が原因で起きているのか、外部要因なのか、内部要因なのか、、、そういったことを注意深く観察する必要がありますよね。
僕は宇宙兄弟という漫画が大好きなのですが、この宇宙兄弟の出版社コルクの社長 佐渡島さんも「観察力の鍛え方」といった本をだされていますが、観察力の重要性が注目されてきています。
問題を解決していったり、イノベーションを起こす人たちというのは、観察力が高い傾向にあります。
成果を上げるビジネスパーソンや、アスリート、アーティスト、、、どんな分野の人たちでもそういう傾向があると言えると思います。
でも確かに、そりゃそうだよね〜、、、なんて思わされます。
なぜなら、ものごとを漠然と適当に見ている人と、しっかりと注意深く見ている人とでは、気づくことも、認識も、感じることも、出てくる問いも、、、質が全然違いますもんね。
それが違うなら、それに対する表現やアウトプット、打ち手も大きく違ってきますもんね。
納得ですよね。
ちなみに、あなたもご存知、
レオナルド・ダ・ヴィンチ。
彼は、ミケランジェロ、ラファエロと並ぶルネサンス時代の巨匠の一人ですよね。
画家としてだけでなく、
彫刻家でもあり、
建築家、科学者でもありました。
そのことは有名ですよね。
そのダ・ヴィンチは、どんなものでもぼんやりと見るということはなかったそうです。
例えば、動植物を見るときでも、その動植物がどんな様子で、どんな性質があるのか、など、いろいろなことをとことん観察をしたそうです。
ある時、ダ・ヴィンチは、今でいうペットショップみたいなところで鳥を買ったらしいのですが、
その買った鳥を、
その場ですぐにかごから逃がしてやり、
鳥が飛び立つのをよく観察し、
その飛ぶ姿を、
250枚の絵に分解して描いたそうです。
しかもすごいことに、このデッサンは、
写真術が証明された350年後に
ダ・ヴィンチの観察が正しかったことが証明されたそうです。
描写力のすごさもさることながら、その源となる観察力が圧倒的にすごいですよね。
アスリートでいえば、
やっぱりわれらがイチローですよね。
(すみません、僕の世代ではイチローがスーパースターなのですが、)
イチローは、大リーグで活躍していたとき、グラウンドに立っている時には注意深く観察していたことはもちろんですが、グラウンド以外でも日頃から敵チームの選手の性格まで、こと細かに観察していたそうです。
さすがって感じですよね。
ダ・ヴィンチや、イチローのレベルになることは難しいかもしれませんが、でも僕らもそういった偉人の習慣を少しでも見習い、学び、実践することで、今よりも前に進めるのではないかと思うんです。
「観察力」
特別な力のように思いにくく、流れてしまいそうな言葉ですが、ですが、その力の威力は絶大です。
全ての源になっているといっても過言ではないと思います。
ですから、もしもあなたが今の状況を少しでも変えたい、、そうお思いでしたら観察力を磨くことはおすすめです。
理想のあなたを叶えられることを祈っています。
今日もお読みいただきありがとうございました。
三尾洋介