子どもの自己教育力 ~インド貧困地域での実験~

こんにちは。

一社)日本アート教育振興会の松原です。

undefined


子どもは夢中になると、
教わっていなくても、一人でどんどんできるようになっていくことがありますね。


ゲームのルールの理解。

工作のやり方。

アプリの操作などなど。


自分が知りたいことになると、
驚くほどの集中力で、自ら調べ、試し、覚えていきます。

これは本当にすごい力だと思います。


発達心理学の世界的権威であり、
以前JEARAでもオンライン講演会にご登壇いただいた 
ピーター・グレイ博士の著書
『遊びが学びに欠かせないわけ』(築地書館、P.145)の中に、
とても印象的な事例が紹介されています。


それは、インドで行われた
スガタ・ミトラ氏による実験です。


ミトラは、

当時勤務していた建物の外壁に
コンピュータを取り付け、
誰でも自由に使えるようにして、
その様子をビデオで撮影しました。

すると、そこにたくさんの子どもたちが集まってきました。


その地域は、 インドでも指折りの貧困地域で、 子どもたちは読み書きも十分にできず、 コンピュータを見たこともありませんでした。

ところが、子どもたちは、
ほんの数日のうちに、
コンピュータの基本的な使い方を習得してしまったのです!


誰かが教えたわけではありません。

子どもたちは、
触ってみて、
試してみて、
うまくいったことを友だちに伝え、
また一緒に試していきました。

しかも、自分たちなりに名前までつけていたそうです。

ポインターを「針」と呼び、
フォルダーを「食器棚」と呼んだり。

初めて見るものを、
自分たちの世界の言葉に置き換えて
理解しながら、使いこなしていきました。

インドの他の地域でも同じ実験を繰り返しましたが、
同様の結果を得ました。

これこそ、子どもが本来持っている
「自ら学ぶ力」なのだと思い ます。

好奇心が動いて、
触ってみて、
試してみて、
うまくいかなかったら、もう一度やってみて、
できたことを誰かに伝えて。

子供はそうやって学んでいく力をもともと持っています。

大人はつい、
「教えなければいけない」
と思ってしまったりします。

もちろん、教えることが必要な場面もありますよね。

けれど、子どもの中には生まれつき、


世界を知りたい、
できるようになりたい、 
自分で試してみたい、
というとても強い力があります。


それは、赤ちゃんの頃からです。

大切なのは、
その力を守り、削がないこと。


「それは違うよ」
「正解はこれ」
「余計なことをしないで」


そうした言葉が重なると、
子どもは少しずつ、
自分で試すことをやめてしまいます。


間違えないように、
怒られないように、
評価される答えを探すようになっていきます。


すると、本来持っていたはずの
好奇心から学ぶ力が、
隠れてしまうことがあります。


だから、私たち大人にできることは、
子どもの好奇心を大切に見守り、


「知りたい」「やってみたい」「なぜだろう」

という気持ちが、動く環境をつくることではないでしょうか。


好奇心は、学びの入り口です。

そしてその先には、
主体的に学び、
自分で考え、
人生を生きていく力があります。


JEARAでは7月より、
子どもの好奇心を大切に育む新講座
「好奇心ラーナー」を開講します。

子どもが本来持っている
「自ら学ぶ力」をどう引き出すのか。

好奇心を、学びと成長につなげるにはどうしたらよいのか。

そのヒントを、ぜひ体験していただければ嬉しいです。


>>>好奇心ラーナー 無料体験クラス はこちら


子どもの中に既にある学ぶ力を信じ、
その力が動き出す環境をつくること。

そこから、大切な一歩が始まるのだと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました♪


関連記事

TOP
お問合せ 講座一覧 メルマガ登録 Topへ