【学ぶこと】が好きになるまで(1)


こんにちは。

一社)日本アート教育振興会の石川です

 

この前、久しぶりに中高の母校へ遊びに行って来ました!

 

「新しい建物たててる!!!」

 

という

学舎が今の生徒たちのために進化をとげている様に

驚くとともに

 

「変わらないな〜」という懐かしさも。

 

母校に帰ると「ほっ」とするのは、

記憶の美化か(笑)

  

 

そんな懐かしさから、

帰宅後、部屋の中をゴソゴソ。 

 

高校時代の一番の思い出を引っ張り出してみました。

 

 

高校時代の1番の思い出、

私の一生の宝物。

 

 

それは、現代文のノートです。

  

 

今日は、この現代文のノートとともに、

私と『学ぶこと』が好きになるまでの思い出話をお届け♪

 

 

【実は『大の勉強嫌い』】

 

ノートを開く前に一言。

 

私、すごく「勉強」ということが嫌いでした。

 

 

文学研究科 美術史学専攻の修士を持っている私。

 

大学院では現代アーティストについて

研究発表や論文発表を行っていました!

 

そして修士論文では、文字数として

「2万字以上」が条件でしたが、

 

私は最終的に<61,198字>と

最長論文を書き上げました(笑)

 

それくらい、机にかじりついて

「突き詰める」ということが大好きです!

(ただし「芸術・文学」の分野に限ります(笑))

  

 

ですが、実は幼少期は『大の勉強嫌い』でした。

  

  

『書かれていることが、理解できない』

『国語は、挿絵がないと読みたくない』

『椅子に座って勉強するより、手を動かして創作したい』

    

   

 

そんな私が「勉強楽しい!」と思えるようになったのは

中学校の時でした。

 

 

【中学時代で、成績が開花!】

 

中学生になると、急に成績があがりました。

 

進学クラスに所属していた私、

英語や数学はクラスでも10位以内、

理科に関してはクラス1位でした!

  

「私、やればできるんだ!!!」

 

点数で結果を残したことがなかった私は

天にものぼるような心地でした。

 

 

休日には1日10時間勉強することも。

 

 

でも中学3年生になり、少しずつ不調が。

雲行きが怪しくなってきました。

 

加え、中学生特有の人間関係も相まって

反動のように勉強ができなくなりました

 

中高一貫校でしたが、

成績が急激に下がったことで担任の先生から

 

「このままでは高校に進学できない」

とまで言われました!

  

 

勉強は好きでも、勉強はできない。

なんとも不思議な感覚でした。

  

 

そんな時にであったのが、

まさに、高校時代の恩師でした。

 

 

では早速、高校時代のノート1冊目を

開いてみましょう。

 

 

【とりあえず書いてごらん】

 

現代文の先生の口癖は

 

  

「本を読んで

 

・思ったこと

・わかったこと

・わからなかったこと

 

どんなことでもいいから

【アウトプット(書き出し)】しなさい」 

 

でした。

 

 

頭の中に入ってきた有象無象を

【言語化】して【書き残す】。

  

  

はじめはすごく苦手でした。

 

 

1ページをみてみると、みるも無惨。

 

ミミズのような小さくヒョロヒョロとした文字で

一冊の本について5行。

 

その1行目にはこんな感想が。

  

    

 「一章、二章でいっていることはだいたいわかるけれど 

 この本全体で言いたいことがよくわからない」(一部引用)。

 

  

  

そして「だいたいわかるけれど」
に波線がひかれ、

ぐっと5行先の大きく開いた余白に

先生の達筆な文字でコメントがびっしり!

 

 

おびただしいコメントを見て慄きました。

 

「え、怖い!!

どんな恐ろしい叱責が書かれているのか。。。」

 

最初の印象は【恐怖】でした。

 

でも、このコメントが

今の私の全ての土台になっているように思います。

  

 

 

あなたも、誰かの言葉で

世界が一変した経験ありますか?

 

そしてその人から影響されたあなたの意識が

「人生の指針」になったことはありますか?

 

 

今日はここまで。

 

次回の記事ではノートの中を

一緒にみていきましょう!

 

さて、高校生・石川は
どのようにして『学びの楽しさ』を

知ってしまったのでしょうか?!笑

 

 

また次の記事でお会いしましょう♪

 

 

 

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