こんにちは。
一社)日本アート教育振興会の浅野です。
いつもほんとうにお疲れ様です^^
早速ですが・・・
「感性を育てる」と聞くと、
何歳を対象としたイメージを持ちますか?
・・・
もしかしたら、
子どもたちに必要なことのように思えるかもしれませんね。
でも実は、
感性は何歳になっても育つんです。
そして、それは私たちの暮らしや人間関係、そして人生そのものを、より豊かにしてくれる力でもあるのです。
感性とは、物事を深く感じ取る働きや感受性というような、より内的な感情や反応のことです。
つまるところ、目に見えないものに気づく力。
たとえば、空の色が変わったことにふと気づくこと。
誰かの小さな表情の変化にそっと寄り添えること。
自分の心の動きを、そのまま大切にできること。
そんな、感性が育つことで得られるものは、
たくさんあります。
たとえば・・・
相手の気持ちを想像できるので、
人と人とのコミュニケーションが深まりますし、
感受性が豊かになると、
日々の暮らしの中に美しさや意味を見出せるようになります。
また、自己理解もより深まるきっかけになるので、
不安や混乱の中でも、自分の内側にある「確かな感覚」に立ち戻ることもできます。
感性を育むことで得られるメリットは
沢山あるんですね!
ただ、
感性とは「すぐに結果が出る力」ではありません。
むしろ、見えにくく、測りにくいからこそ、大切にしたい力なのです。
アートに触れる時間は、その感性を育てるためのとてもよいきっかけになります。
美術館で絵を眺めながら
「なんだかこの作品、気になるな」
と感じてみる。
理由はわからなくても、その“感じる”という経験自体に意味があります。
そして誰かと感想を分かち合うことで、見方や世界が少しだけ広がっていく。
感性を育てることは、特別なアーティストだけのものではありません。
子どもたちと関わる大人にとっても、
家庭や職場で人と向き合う全ての人にとっても、
“今ここ”の世界を丁寧に味わい、誰かとつながるために欠かせない力なのです。
感性は、忙しい日々の中でも、少し立ち止まることで静かに育っていきます。
大人になった今こそ、「感じる」時間を持ってみませんか?
きっとあなたの毎日に、小さな変化が生まれ始めるはずです。
さあ、では最後に・・・

この絵を見て、
”あなた自身は”どんなことを感じましたか?
・・・ということで、本日のお話はここまで!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました^^