
こんにちは。
一社)日本アート教育振興会の三尾(みお)です。

「相手を尊重しよう」とか、「他者を尊重しよう」とかって最近特に言われますよね。
はたまた「多様性を尊重しよう」とか。
これなぜ必要なのか、、、お分かりになりますか?何となく抽象的でわかりにくいですよね。
もしもあなたもそうお思いでしたら、この東大総長の式辞が参考になります。
この時期、大学の祝辞が取り上げられることが多いですよね。先日の東大の祝辞も炎上したりと色々と取り上げられているようですが、そちらではなく、東大総長の式辞です。
東大のwebサイトに掲載されているので全文をご覧になりたい場合は、どうぞそちらからご覧ください。僕があなたにもシェアしたいと思ったのは後半部分です。
「他者を顧慮(ケア)するということは、他者のためだけではありません。他者の立場に思いを馳せ、想像力を通じて他者の思考や感情を自らに引き受けるということは、実は自分の生を拡張することにつながっており、みなさん自身をより広く豊かにすることでもあります。異なる状況にある他者をケアすることは、みなさんにとっての「新たな可能性」すなわちオルタナティブを経験するということであり、それを事業にしていくということは、この社会全体にとってのオルタナティブ、すなわち新しいシステムを創り出してゆくことにほかなりません。
中略
このような社会情勢であればこそ、みなさんの才能を社会のなかでより良く生かしていくためのさまざまな選択肢があることを、常に心に留めておいて下さい。大学の中でも外でも、多くの可能性を持つ多様な人びとが存在することを、そしてそれら一つ一つの可能性がすべて尊いものであることを、忘れないでください。」
〜東京大学 webサイト 令和4年度東京大学学部入学式 総長式辞 より〜
いかがですか?しびれますよね。
ちなみにオルタナティブ、、、というのは、「主流な方法に変わる新しいもの(代案)」というような意味ですね。
会議で論破したり、自分と違う人は排除したり、、、、大きなところで言えば、戦争を仕掛けたり、、、
人間というのは、自分の中の小さなエゴを守るために、つくづく相手を傷つける生き物ですよね。
他者や多様性を尊重しよう、、、、ってなかなかできないものですよね。誰しもそういうものだと思います。でも、意識するところから始めないと、無意識にそれができるようにはなりませんよね。だから、まずは自分が意識するところから始める必要がありますよね。
でも、これが相手のためだけでなく、東大総長がおっしゃる通り、自分のためでもあるとしたら、、、、もっと相手を尊重しやすくなりません?
「他者を尊重すること=自分を成長させること」だとするなら、人間にとって他者を尊重することは、生きていく上で欠かせないものですよね。
さ、、、今日は、誰を尊重しましょうか^^
、、、と言われてもボヤッとしていて難しい?
では、こんなふうに思うのはいかがでしょうか?
誰かの意見を聞いたら、「それ面白い!」と言ってみてください。
自分と違う意見、価値観の人を本当に面白いと思えるようになってきます。そして、自分の思考や価値観、発想がアップデートされるのを実感できると思います。おすすめです。
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あなたの発想のアップデートをお楽しみください。