リラックス=創造的?


こんにちは。

一社)日本アート教育振興会の三尾(みお)です。

あの子、頭いいな〜
なんでだろう・・・

 

あの人みたいにクリエイティブな発想ができるようになりたい・・・

 

どうしたらいいんだろう・・・ 

 

きっと多くの方がそう思ったことは1度や2度、あるのではないでしょうか

今これを読んでいるにも、そんな経験があるかもしれませんね。

  


ソノマ州立大学 教授のウェンディ博士は、著書の中でこんな指摘をしています。

 

———

 

心がリラックスすると、脳は静かで安らぎのある状態になります。

 

大脳皮質の警戒的でクリティカルな思考から離れ、「アルファ波」と呼ばれる一種の電気信号を生成し始めます。

 

神経科学者は、この状態では、注意システムは私たちの内側に集中し、頭の中の静かな考えを聞くことができるということを示しました。

 

私たちの脳がアルファ派を生成しているとき、私たちは何かしらの見識を得る傾向があるということです。

 

中略

 

生涯にわたって学び続ける学習者を目指す子どもたちに与えられるべき最大の贈り物は、リラックスするということを教えることです。

 

これは、自分自身に焦点を合わせ、よりアルファ波の出る思考に身を投じる方法を確立することを意味します。

 

実際に課題を次々に課したところで脳は、興味深い創造的なものが出現するような深い状態には到達しないのです。

 

 

「おさるのジョージ」を教室で実現

好奇心を呼び起こせ!

ウェンディ・L・オストロフ 著 171~173ページより引用

 

———–

つまり、親や先生から

 

「あれやりなさい!」

「これが終わったら、はい、次はこれやってね!」

「公文が終わったら、次はピアノ。そのあと宿題ね」

 

と、常に追い立てられるように「やらなければならない」状況にある子どもは、

本来もっている「創造性」を発揮する余地がなくなっってしまっている、、、、

 

ということかと思います。

 

リラックスする暇がない。

 

お風呂に入っていても、

「あ〜、あれやらなきゃ・・・」

 

とか、

 

鳥のさえずりと美味しい空気の中を登校する際も、

「あ〜、また今日が始まった。また色々言われるんだろうな」

 

などと思っている子も少なくないのではないでしょうか。

 

 

もちろん、我々大人だって同じです。

 

 

リラックス=サボっている。

 

と思っている時さえあります。

 

大人はまだ仕方がないにしろ、

子どもはもっとリラックスできる時間や、

暇になる時間があったほうがいいのではないでしょうか?

 

周りの子供を見渡せば、

アイドルのような忙しさ。

 

それが自分からやりたいことや、好奇心や興味を持ってやってることであればいいのですが、

子供には理解できない、大人の中の理想の未来のためにやらされることばかり。

 

これは僕への戒めです。

 

 

ウェンディ博士がおっしゃる通り、

科学的データで実証されています。

リラックスが重要だと。

 

リラックス=創造的な行為

 

と言っても過言ではないかもしれません。

 

 

僕自身、リラックスしてると、ソワソワしてきてしまいます。

もっとやらなきゃならないことあるんじゃないかと。。。笑

 

 

子供に、、、、の前に、

まずは自分自身があえて、リラックスすることもトライしてみなければと思っています。

 

 

人間は思い込んでることだらけですね。

だから新しい発見をすると面白いんでしょうけどね。

 

学習はその連続で楽しいと思えるんですもんね。

 

 

というわけで、今日は最後、何の話かわからない着地になりましが、リラックスして読んでいただきありがとうございました。^^

 

 

あなたにとってのリラックスはなんですか?

その時こそが、あなたの創造的な発想が生まれているかもしれません。

 

今日もお読みいただきありがとうございました。

三尾洋介

 

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