こんにちは。
一社)日本アート教育振興会の河野です。
最近、近所の寒桜が綺麗に花をつけており、
春の気配を感じてワクワクしています。
3月は卒業シーズンです。
昨年秋にJEARAでは横浜にある汐見台小学校6年1組の子供達に
アートの特別授業を全5回に渡り開催してきました。
子供達は
3月の卒業前に6年1組だけの卒業制作展を控えてい
ます。
アートは子供達がこれから生きていく中で絶対に必要。
制作展に向けて何か制作のヒントになれば。
という熱い想いを持って、
担任の山口先生がJEARAにお問い合わせくださったことが
今回のご縁の始まりです。
特別授業では
対話型鑑賞を軸として
作家の一生通して変化を感じたり
抽象画を制作するワークなどを行いました。
制作後はこんないい手に仕上がっている子がたくさん!!
特別授業も無事に終了し、
先日、改めて担任の山口先生にインタビューを行いました。
子供達の変化や、
アートの必要性などについてたっぷりお伺いしたので、
少しだけインタビューの内容をご紹介!
◆子供達にどんな変化がありましたか?
授業を行ってもらったことで
美術以外の授業、国語や算数でも一つの考えだけでなく
他の考えはないか、異なる考えを受け止めていく様子が生まれた。
さらには、なぜそうなったのか
物事の見えていない裏側を探っていくようになった。
◆卒業制作活動の中で、効果は感じられましたか?
社会科見学で国会議事堂へ行き、そこでの赤い絨毯を踏んだ時の感動を、作品展で再現したい!
といった実際の感覚を制作に繋げていく動きがあった。
さらには抽象画制作ワークでは、
子供達の没頭する姿に驚き
何か入学当初のような無邪気な顔を見ることができた。
同じテーマで書いても子供達の作品が個々に魅力的で
それらを繋ぎ合わせて大きな作品にすることで
さらに素敵な作品になりました!!
複数の力が合わさることで
1人の力だけでは生み出せない、
大きな魅力を生み出すことができた。
といった嬉しいお話をたくさん聞かせていただきました。
子供達にとっても
抽象画制作ワークが特に心に響いたようで
来場者の方にも体験してほしい!と子供達たっての希望で
卒業制作展でも
子供達がファシリテーターとなり
抽象画制作ワークショップを開催するそうです!
開催を目指して子供達は
タイトルもポスターも自分たちの手で作り上げました!!!
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<タイトル>
「えっ?」
<ポスター>
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そんな汐見台小学校の6年1組の個展は
3月1日(土)だけの開催!!!
汐見台小学校に入ると来場者を出迎えてくれる
爽快感あふれる大階段を始めとして
学校のあちこちに作品が展示されます。
子供達の作品展はたったの1日だけ。
とびっきりのキラキラが詰まった1日になることでしょう。
お近くの方も、そうでない方もぜひ足を運んでみてください。
子供達の力強い作品がみられるかと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。