自己肯定感を高めようとしない。


こんにちは。

一社)日本アート教育振興会の三尾(みお)です。

私たちJEARAには、「アートマインドラボ」という研究グループがあるのですが、そのラボメンバーの皆さんと年始に新年会をやりました。

そこで、あるメンバーの方から、

「先日のあのJEARA通信の内容が私にはとても響きました。」というありがたいお言葉をいただきました。

稚拙な文章で大変恐縮ですが、他の方々にもお役立ていただけるかもしれないと思ったので、再度シェアさせていただきたいと思います。

その内容は、自己肯定感について
の内容です。
こちらです。

———–

私たちは、自分に対しても、我が子や生徒に対しても、

 

「自己肯定感を高めよう」

 

とか、

 

「自己肯定感が低いから、高めなきゃ」

 

と考えて、

 

「私は天才!」

「私はすごい!」

「あなたは賢い!」

「あなたは才能ある!」

 

といいきかせたりします。

 

 

自己肯定感を高めようとしているわけなのですが、

 

でも、実際は自己肯定感を高めようとすればするほど、自己肯定感が高まらず、そんな自分や子どもに焦ってしまって、

 

むしろ自己肯定感が下がってしまう、、、、

 

なんてことありません?

 

 

もしもそういうことがあるな、と感じるようでしたら、

 

逆説的ですが、まずは「自己肯定感を高める」ということをやめてみるのも一つの方法だと思います。

 

 

なぜなら、

 

自己肯定感を高めようとすればするほど、

「自己肯定感の低い自分」
にフォーカス
するでしょうから、

 

むしろ自己肯定感が高まらない、、、
という状況に陥りやすいんだと思うからです。

 

 

もちろん、自己肯定感を高い状態でいることは必要なことですし重要なことです。

 

ですがそのためのアプローチとして「直接的に自己肯定感を高めようとする」ことは、そのやり方でできる方はそれでOKだと思いますが、実際、なかなか難しさを感じる方が多いんじゃないかと思うんですね。

 

もちろん僕もふくめてです。

 

 

ではどんなアプローチが他にあるかというと、きっといろいろあるとは思うのですが、一つお勧めしたいのは、こちらです。

 

「変化している新しい自分」を知る

 

 

ということ。

 

 

私たちの心身は、常に変化しています。

数秒前の自分はもう今ここにはいません。

 

新しい自分がすでにいます。

新しい自分へと必ず成長していきます。

 

それが「変化している新しい自分」を知るという意味になります。

 

 

自己肯定感の反対は、きっと自己否定感ですかね。

そんな言葉はあまりきかないですけども、自分を肯定できない自分ですもんね。

 

そんな自分がいたとしても、それは過去の話。

もう今の自分は新しい自分へと毎秒変化しているので、自己肯定感を高めようとすること自体が問題ととらえることすら必要ありません。

自己肯定感を高めようとするということは、もう過ぎ去っている自己否定感の自分を掴み続けている、つまり執着している、とも言えるのではないでしょうか。

であれば、それを手放なし、新しく成長していってる自分を楽しむ。
そうすると自己肯定感が自然と高まっていく、のではないでしょうか。

 

 

「自分は常に変化し、成長していっている」

 

そう思って今日一日過ごしてみてください。

本当のことですから。

 

そう思うことだけでも、きっといつもとは違った心境で一日を楽しめると思いますよ。

 

今日も良い一日を・・・。

 今日もお読みいただきありがとうございました。

三尾洋介

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