自立的な子は、好奇心が高い


こんにちは。

一社)日本アート教育振興会の三尾(みお)です。

 

今日は「子どもの自立」についてあなたと考えてみたいと思います。

 

僕自身、おじさんになってやっと少しは自立できてきたかななんて思うくらいですが、

 

子どもにはそんな大人になってほしくないですよね。笑

 

きっと多くの親御さんや先生方は、子どもたたちには、もっと早くから自立した人になってほしいと思っておられるのではないかと思います。

 

子どものうちから徐々に徐々に。

 

 

とはいえ、自立した子、、、を育てるのはなかなかに難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。

 

では、それって、

なぜなんでしょうか・・・

 

 

そのヒントを得られるこんな記述が、ある著書にあります。

 

——–

 

ある研究によると、自立的な生徒はほぼすべての対象に好奇心が強く、内発的な動機づけを備えていることが明らかになっています。

 

しかし、ほとんどの学校において子どもたちは、多くの時間を指示に従うことだけに費やしています。

 

すべての人間は、人生について自分で選択していると感じる必要があります。

 

これは生存と結びついた進化的な適応です。

 

状況が制御不能になり、選択の余地がなくなると、生化学は急速に変化し、より高次の思考をする脳の中枢を停止させ、戦闘や逃走モードに移行してしまいます。

 

 

「おさるのジョージ」を教室で実現 – 好奇心を呼び起こせ!

ウェンディ・L・オストロフ 著 72〜73ページより引用

——–

 

 

いかがでしょうか。

 

自立した子になってほしい、
自立させてあげたい、、、

そう強く思えば思うほど、
私たち大人は、

 

「ほら、もっとこうしなさい」

「やれ、それはやっちゃダメ」

 

と指示や命令的なことをしてしまいます。

 

子どものタイミングをよく観察せず、我々大人の都合による大人時間で。

 

 

でもそれが、子どもの内側から湧き出てくるはずの好奇心や探究心を抑圧し、逆に、本来持っている高い次元の思考を停止させ、反抗的にさせていたり、逃避するマインドにしていたりしている、、、、

 

ということですよね。

 

 

自分には選択する自由はないんだ・・・

 

と。

 

 

いかがでしょうか。

 

もっと子どもたちに、選択させる余地を与えてあげ、本来持っている好奇心や探究心がむくむくと自然に出てきて、高い次元の思考や、意欲を引き出す教育をしたいですよね。

 

 

でも現実的にはなかなかそれが難しい、、、、

 

そうではないでしょうか。

 

 

僕も子を持つ親として同感です。

 

 

でもやらなきゃならない。。。
すぐにでも。

 

ではどうしたらいいのか・・・

 

そのヒントのひとつが、「好奇心ベースの学び」にあります。

子どもの内側から本来湧き出てくるはずの
「知りたい」「やってみたい」という気持ち。
その好奇心や探究心を、どうすれば引き出すことができるのか。

そして、それを支えるために、私たち大人にできることとは何か。

一緒に考えていきませんか?

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

三尾洋介

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