みなさん、こんにちは。
日本アート教育振興会の岡田ジャパンです!
みなさん、普段どんな服装ですか?
私はコレ!と決まったものがない位、様々なジャンルのファッションを楽しむのですが、
今回はジャパンが好きな「ファッション」の観点から写真を読み解いていきたいと思います。
一昨年、2020年に東京都写真美術館で
「写真とファッション:90年代以降の関係性を探る」が
企画展として行われていたのですが、みなさんは観ましたか?
非常に興味深い展示だったので、
この企画展を参考に、一緒に読み解きましょう!
まず、写真はファッションが発展する中で、
衣類の魅力を伝えるツールとして重要なモノでした。
時には時代を象徴するイメージ像を生み出すこともありました。
1990年代に入ると、写真はファッションの魅力を伝えるだけではなくなります!
みなさんに訴えかけるイメージ像を作り出すフォトグラファーや、
個性が出たファッション誌が登場します。
そして、
2000年代以降の写真とファッションの関係性はさらに変化を遂げます。
みなさんの予想通り、ネットの普及やSNSを通して変化と進化が日々行われています。
では、ここからはみなさんと考えていきたい部分です。
「アート的要素を含んだファッション写真」と
「ポートレート」と
「自撮り」は何が違うのか?
考えてみてください。
まず、「アート的要素を含んだファッション写真」
これはコト・ボロフォ(Koto Bolofo)などが挙げられるのではないでしょうか?
彼は「エルメス」の工房に入ることを初めて許された写真家として知られています。
ドキュメンタリーとファッションの領域を縦横に行き来する作風には、
どこか我々が必要とする「アート」的考え方や思想があるように思います。
では「ポートレート」はどうでしょうか?
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ポートレートとは肖像画や肖像写真の意味で、
人物を主な被写体とした写真のことをいいます。
一般的には、望遠レンズなどを使って背景をぼかして省略し、背景から人物を際立たせるような写真がポートレートとしてよく撮影されます。
(Canon公式HPより抜粋)
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つまり、「写真用語」ですね。
よってこの単語自体には「アート的要素」はないと考えます。
最後、「自撮り」はどうなのか?
デジカメやスマホなどで、自分自身を撮影することを指します。
果たしてこれは「アートの要素」を持っているのでしょうか?
例えばこれ。
ジャパンと服好きのお友達の写真です。
これは「アート」でしょうか?
みなさんはどう思いますか?
これだけだと、ただ記録写真のようですね。
ここに例えば加工を加えます。
こんな感じ。
どうでしょうか?
なんとなく印象が変わったように思いませんか?
この日のテーマが
「ロックスターの生前葬」というあまりにも尖ったテーマだったのですが笑、
それに合わせて色合いを調節するだけで
写真にストーリーが生まれたように思いませんか?
いかがでしょうか?
写真で「アート的要素」を含んだ考え方をしたことはありますか?
実はこの考え方、
弊会のアートマインド・フォトでじっくりと考えることができます!
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弊会では、撮影スキルだけではなく、
作品としての写真が作れるメソッドをご用意しております。
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それではまたお会いしましょう!
ーーー本日の記事を書いたひとーーー
岡田 ユリナ(オカダ ユリナ)
東京都、江戸川区出身。
女子美術大学 ヒーリング表現領域 卒業
同大学大学院博士前期課程 ヒーリング研究領域 修了
あだ名は引き続きジャパン。
今回の記事を書くにあたり、「写真???!!!」と度肝を抜かれました。
学生の時にお手伝いでモデルを行ったことはありますが(153cmのおチビなのに笑)、
詳しく考えたことが無かったので良い機会でした。
フリーで写真家を行っている友人、モデルを行っている近しい人にも聞いて
みなさんに面白い情報をお届けできればな〜と思っております!
次回もお楽しみに!
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