私にとって夏といえば、海!
私は海の色が大好きで、絶えず変化する波やマリンブルーをぼーっと眺めていると心が洗われるような気持ちになります。
海で見る夕日も、ピンクがかった水面に太陽がキラキラ反射してとても素敵。
先日ビーチに行って、子供を遊ばせながら、ぼーっと海を眺めていたとき、そばで釣りをしていた家族の様子がとても心に残りました。
お母さん、お兄ちゃん、妹ちゃんの3人で海に入って、釣り糸を垂らしています。
お兄ちゃんは、根っからの釣り好きな様子。
超真剣モード、夢中になって、一匹、また一匹と魚を釣りあげます。
妹ちゃんはじっと竿を握りしめています。
魚が食いつくところまでは行くのですが、引き上げるタイミングがつかめなくて、餌を食い逃げされるのが何回も続きました。
そして結果は・・・ゼロ。
一匹も釣れませんでした。
お兄ちゃんは大漁、妹はゼロ。
普通なら、泣きわめいたり、落ち込んでしまう場面です。
でもお母さんは妹にこんな言葉をかけていました。
「餌を自分でつけられたね」
「魚がしっかり食いついてきたね」
「お魚たくさん来てくれてかわいいね~」
魚が釣れた、釣れなかったといった結果ではなく、
魚釣りのプロセスにおいて、妹のできたところや、楽しいこと、わくわくすることにフォーカスしていたのです。
すると妹の顔がふっと明るくなりました。
そして帰り道、妹は笑顔でこう言いました。
「楽しかった!」
私は、その光景をちょっと離れた場所から見ていました。
結果はゼロでも、心は満たされている。
そんな姿がとても印象的でした。
人は結果が出ないと、自分の「できたこと」に気づきにくくなります。
特に子どもは、結果=価値と考えてしまいがちです。
でも、プロセスを認められると、自信と意欲が湧いてきます。
それが、次の挑戦への力になります。
そしてもう一つ大切なのは、
プロセスそのものを楽しむこと。
潮風を感じる。
糸を垂らすワクワク感。
海にじゃぶじゃぶ入って気持ちいい!
そんな瞬間の積み重ねが、心に残る経験になります。
私たちには日常生活の中でできることがあります。
例えば、
「道具を準備できたね」
「最後まであきらめなかったね」
そんな小さな言葉が、心に種をまきます。
そして、やがてその種は、自信の芽となり、大きく育っていくでしょう。
結果だけを追わず、歩んだ道のりを喜び合う。
そして、その道のりを楽しむ。
そんなやり取りが、きっと日常をもっと温かく、豊かにしてくれます。
皆さんの毎日がそんな充実感でいっぱいになりますように!
最後までお読みいただきありがとうございました。