今日は、「仕事で観察力が大切な理由」についてお話ししてみたいと思います。
あはたは、
「PDCA」って聞かれたことはありますか?
会社やお仕事で
「PDCAを回せ〜!」
なんて言われたことがある方も多いのではないでしょうか?
これは
Plan(計画)
Do(実行)
Check(評価)
Action(改善)
の頭文字をとったもので、これをぐるぐる回して、
業務改善し前に進めていこう、、、という時に活用されることが多いかと思います。
なので、PDCAが使われるシーンとしてはわりと、課題を中長期的な視点で改善して成長につなげたい場合に使われることが多いかと思います。
では、こちらは聞かれたことがありますか?
「OODAループ」
これは、ここ10年くらいでしょうか、ちょっとどのくらいから言われ出してるのかは定かではないですが、
最近、PDCAと並んで言われるものです。
- Observe(観察)
- Orient(状況判断)
- Decide(意思決定)
- Act(実行)
の頭文字をとったもので、迅速な判断やアクションが必要なシーンで使われることが多いかと思います。
ベンチャー企業やスタートアップ企業(個人事業の方々もそうかもしれませんね)
こういった方々は、OODAという言葉を使う方、使わない方はいらっしゃるにせよ、迅速な判断、アクションが必要になりますので、
この流れを回しているシーンは多いのではないでしょうか。
OODAループは、
観察から始まり、そこから状況の判断を行い、意思決定へと結びつけ、実行に移していく。
それをスピーディーにグルグル回して成果に繋げていくわけです。
「スピード感」。
現代の世の中は、VUCA時代と言われて久しいですが、不確実で不安定。
変化の激しい先が読めない時代と言われていますよね。
そんな世の中では、長期の計画をして実行に移しても、その時にはもう状況が変化してしまっている。
そんなことが多々あるのではないでしょうか。
つまり、スピード感が必要になってきている。
計画から始まるPDCA以上に、OODAループを回すシーンが増えてきているのではないかと思います。
でも、OODAループの質を上げないと成果もいいものにはなってはいかないのも事実かと思います。
では、OODAループの中で何が重要なのでしょうか?
それは、「観察」ではないでしょうか。
もちろんすべてのフェーズが重要ですが、それらの起点、出発点となっているのは、「観察」です。
その観察がざっくりとしているとすれば、スピーディに回しても、行動が無駄になってしまうことも増えてしまうのではないでしょうか。
逆に観察がしっかりされていれば、見えていなかったものが見えてきたり、状況判断もきっと精度の高いものになりますよね。
であれば、この「観察の質」によってかなり結果が変わってきてしまうということが想像できます。
つまり、「観察力」を磨き、その力を高い状態に保っておく必要があるということかと思います。
企業さんで言えば、スタッフの皆さんの「観察力」を磨き続ける必要がある、、、ということかと思います。
観察力というと、子供の時に身につけるもの、、、というようなイメージもあったりで、
あまり重要視されない方も多いかと思いますが、大人にとってもとても重要な力だと思います。
むしろ我々大人こそ思い込みで物事を見ていることが多いので、観察力を意識して磨く必要があるのではないでしょうか。
ぜひ、観察力、、、磨いてみてください。
ps.
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