作品や教育に、ユーモアっているの?

こんにちは。
一般社団法人 日本アート教育振興会の三尾です。

あなたは、表現者として、または、教育者として、、、笑い、ユーモアは、どのくらい必要だと思ってらっしゃいますか?

完全に必要あるな〜
まあまあ、それもあってもいいよね〜
真面目にやることこそが大切なんだから、笑いとかユーモアなんていらない!

きっと色々な考えをおもちかと思います。
色々な考えがあっていいと思います。

それ自体が、面白いと思いますし。

かくいう僕はといえば、今はずっこけ教育者の端くれと思っているのですが、20代前半の頃はお笑い芸人をやってたこともあるほど、笑いやユーモアというのは子供の頃から大好きで、
笑わせるのも大好き、、、笑いに関するものにとどまらずユーモアがあるもの大好きなんです。

だから、笑いやユーモアというのは人生において超重要と思っています。もちろん、教育に関しても教育に関しても笑いやユーモアは超重要だと思っています。
あくまで僕の意見ですけどね。

でも、、、さっき「笑いの力」という本を読んでいて、笑いやユーモアってやっぱり重要〜と思ったのでこのJEARA通信でも触れさせてもらいました。
この著書は、河合隼雄先生、養老孟司先生、筒井康隆先生の共著なのですが、「笑いの力って大切だよよね」って語られている本でとても面白いんです。

例えば、著書の中に河合隼雄先生が語られた内容でこんな記述があります。


一神教の世界の国は、劇場でもわあっと笑うし、冗談が好きなのに、多神教の日本の方で笑いが少ないってのはどういうことか。
これは日本人が一神教の世界を真似しようと思い、後から追いつこうと思って一所懸命になったからじゃないか。
西洋人は一神教でも長い歴史を持っていますから「どうもこのまま、硬いことをやってたらたまらん」と思って、唯一神に対していろんなユーモアで緩和したり、違う観点から見たりするということを、歴史の中で作ってきたんだろうと思います。
西洋はそういう文化を歴史の中で持っているんですが、、我々日本人は、途中から急に、たかだか100年近くですが、真似をしたんで、元からあった笑いを今失ってるんじゃないでしょうか。
日本人の中に笑いというのは、歴史を見てもいっぱいあるわけですから、こういうものをうまく取り返すことを考えたらいいんじゃないか、と思っています。

笑いの力より引用抜粋


こんなことを語られています。
この中に、、、

「西洋人は、、、、いろんなユーモアで緩和したり、違う観点から見たりするということを、歴史の中で作ってきた」
「日本人は、、、、元からあった笑いを今失ってる」

とあります。

作品を作る際にも、教育者としてクラスをやる際にも、どんなときも、凝り固まった思考や感覚だけでやるのではなく、ユーモアで緩和してみたり、違う観点から見てみたりすると何か違うものが生まれてくるのでないでしょうか?

別に笑わせなくてもいいと思います。
少しだけでいいから普段と何か違う観点で取り組んでみる、、、ということだけでも、作品や教育の彩りが変わってくるのではないでしょうか?

あなたの素晴らしい活動が、さらに彩り鮮やかになり、より人々を幸せにするものへと進化することを祈っています。

あ、、、そうそう、、、あまり笑いばかりに固執すると、逆にその場の空気を凍りつかせることにもなりませんから気をつけてくださいね。
僕と会議をするうちのスタッフは、常に命懸けの南極探検隊です。
そうならないようにご注意を。


色々な視点があることに気づける!

アートマインドコーチング


少しだけでいいから普段と何か違う観点で取り組んでみる、、、

そのためには、何をしたらいいのだろ??
そうお悩みでしたら、まずは私たちのアートマインドコーチングに参加してみてください。

1つの絵を見て対話をするだけでも、いろんな視点があることに気づけると思います。
また、いろんな視点で物事を見るという思考をどうやったらいいのか、というコツにも気付けると思います。

色々説明したいのですが、こればかりは、体感していただくのが一番なので是非ご参加ください。

きっとあなたが気づいていなかったあなたを発見できると思いますよ。

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