うまくいかない楽しさ

みなさん、こんにちは!

日本アート教育振興会 尾﨑です。

突然ですが、皆さん

「うまくいってないな」

と思うことはありませんか?

うまくいく日もあればうまくいかない日もあります。

「1日1歩、3日で3歩、3歩進んで2歩下がる」

なんて歌でもあるように

人生なんて上手くいったり、いかなかったりの繰り返しですよね。

そんな上手くいかない日は、どうしても

全てが嫌になってしまうのですが、そんな時私は、

「うまくいかない楽しさを見つける」

ようにしています。

この言葉、実は、ブックデザイナーの祖父江慎さんからの受け売りなのですが

学生の時に祖父江さんの講演を聴きに行き、まだ心の中にずっと残っている言葉です。

祖父江さんの講演では、色々とお話ししていただいたのですが

その中で「なんでも楽しむ」ということを忘れないでね、とおっしゃったことが印象的でした。

そんなこんなで、月日と共に年齢も横幅も大きくなった現在。

最近、子どもを対象にワークショップや講師などをするようになり

また

「うまくいかない楽しさを見つける」

ことを思い出しました。

子どもたちは、

失敗した〜と紙をぐしゃぐしゃに丸めたと思ったら

それをまた開いて「なんかいい感じかも」と描き進めたり

画材も本来の使い方とは違うけれど、

そんな使い方というよりもそんな遊び方があるんだ、とこちらが感心させられたり。

私が忘れていたその先

「失敗してもその先に楽しさや面白さがある」

ということを私よりも子どもの方がよく知っているので彼らは、いつも失敗を楽しんでいます。

その楽しみ、どうやって生まれているのでしょうか?

祖父江さん然り、子どもたち然り、どのようにして失敗のその先にある面白さを楽しんでいるのでしょうか?

それは、発想の転換だと思います。

よくある譬え話ですが、コップ一杯の水を

「こんなに水がある」と思うのと「これだけしか水がない」

と思うことでは、物の見え方が違うというお話、ご存じの方も多いのではないでしょうか?

大人になるにつれて

どうしても「これだけしか水がない」と思いがち。

今、目の前にある水だけが全てでその先が見え辛く

また、失敗の後の楽しさが見え辛い。

それは、経験や知識が積み重なるにつれて自分の中での常識や先入観、

ステレオタイプなどが自由な発想や想像を邪魔してしまっているのかもしれません。

知識や経験は、私たちの大切な財産なので邪魔しているという言い方は良くないかもしれませんね。

ただ、そんな知識や経験、そして創造力や発想の転換なども一緒にあれば

もっと前に進んでいけるのではないでしょうか?

そこで弊会では、作品を色々な視点から観察し対話をすることで思考力や発想力、

コミュニケーション力などを育てる講座を開催しています。

ご存じある方もいらっしゃるかと思いますが、そう

「アートマインドコーチング」

無料体験会がありますので

気になる方はこちらを覗いてみてください^^

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

ご感想や質問などあれば是非お聞かせください!

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