こんにちは。
一社)日本アート教育振興会の三尾(みお)です。
今日は、
「コミュニケーション力」
についてご一緒に少し考えてみたいと思います。
ビジネスには、
コミュニケーション力が必須スキルだ!
とか、
あの人はコミュ力が高いよね〜
とか、、、、
コミュニケーション力は最近よく話題に上がりますよね。
では、コミュニケーション力ってなんでしょう?
コミュニケーション力が高い、、、と周りに思われる人の要素としては、幾つもあるかとは思いますが、
最初にパッと思い浮かぶのは、
「話すのが上手い!」
ではないでしょうか?
または、
「プレゼン能力が高いよね〜」
とか。
もちろん、それもそうだと思います。
ではもしも、話がうまくて、プレゼン能力が高い方がいらっしゃったら、その方はコミュニケーション力がある、、、といえるでしょうか?
あなたがいま感じられたその通りです。
きっと、「コミュニケーション力がある」とは、思われないですよね。
お察しの通り、コミュニケーションとは、双方行のキャッチボールですもんね。
だとすれば、
たとえ、話すのがうまくても、プレゼンがうまくても、
ただ一方的に自分の言いたいことばかり話していたり、
ただロジックで相手を論破ばかりしていたり、
相手の話を最後まで聞かず中断して自分の話にもっていったり、
マウントを取ろうとしたり、
意識的にも無意識的にも自分の持っていきたい方へ誘導していたり、
そんな感じだったとしたら、コミュニケーション力としては、いかがでしょうか?
きっと相手の方は、なんとなくでも話しづらさや、尊重されていない感を感じてしまいますよね。
つまり、、、
「話すこと」以上に、「聴くこと」が何倍も重要なんじゃないかな、って思うんですね。
傾聴力なんて言われたりもしますよね。
と、、こんな偉そうに書いていますが、
僕自身、奥さんに「あなた、話を聴きなさいよ!」とたびたび言われます。
ついついしゃべり倒してしまいます。。。とほほ。
おじさんになってきて、なおさらその個性(あえて個性と言わせてください)が際立ってきています。
いつも反省しています。
手帳に「話をきくこと」って書いているくらいです。笑
そういえば、20代の営業マンになりたてのころ、
上司に
「三尾くん、
世間では、営業マンは
話すことが仕事と思っている人が多いけれどね、
実は、営業マンは、聴く仕事なんだよ。
営業マンが話すのは、3割でいいんだよ。
いや、もっと少なくてもいいかもしれない。
営業マンは、お客様のお話を聴くのが7割なんだよ。」
そう教えていただいたのを思い出します。
きっとコミュニケーションの達人といわれるような営業マンは、聴く力を磨き続けている方だと想像します。
営業マンではない方の例ですと、
「サワコの朝」
をご存知ですか?
阿川佐和子さんのあの番組です。
阿川さん、完全に達人ですよね。
本当にすごい。
傾聴力。
質問力。
尊重力。
包容力。
言い尽くせないすごい力ですよね。
深いスキルだな〜といつも思います。
僕も精進しますが、もしもあなたもコミュニケーション力を高めたい、、、
そうお思いでしたら、まずは一つ、「聴くこと」にも意識を向けてみてください。
意識を少し聴く方に向けるだけで
コミュニケーションの感じが、以前とは違うことを感じられるかと思います。
知識をいれるだけではもったいないので、ぜひ、お友達やご家族などで実践して試してみてくださいね^^
あ、、、ちなみに、私たちが開催している
対話型絵画鑑賞
「アートマインドコーチング」
こちらも、かなり聴く力を育てられますよ!
よろしければご参加してみてくださいね。